得意な能力を活かす仕事にチャレンジする。そのための「考え抜く力」を身につけるのが「キャリア塾」の重要テーマです。
プロジェクトでは、「発達障害のある人は思考力を鍛えれば、自身の能力を発揮することができる」という仮説に基づいて、仕事や生活などの身近にある具体的なテーマ用いて、思考トレーニングを行います。

<思考力を高めることの意味>
相談するのが苦手
①問題解決ができる
与えられた問題を解決するための手段を選ぶことができる
突然のことが苦手
②先を見通すことができる
与えられた条件のなかでの最善策を取ることができるようになる
コミュニケーションが苦手
③対人関係をより良くすることができる
相手にこう接したら相手はこう感じるな、と相手の立場に立って考えることができるようになる

キャリ塾で実践する思考力

(1)結論から考える・・・「仮説思考力」
(2)全体から考える・・・「フレームワーク思考力」
(3)ものごとを単純に考える・・・「抽象化思考力」
(4)常識を疑う・・・「ゼロベース思考」

実施内容

 

1.アイスブレーク(脳のやる気スイッチを入れる)

メンバーが中心に(主体的に)自身の得意なものや関心のあること、仕事の対処術、やりたいことの実践(試行錯誤)の機会、など

2.話題提供(知的好奇心を刺激する)

仕事や生活、社会問題など、関心のあるテーマを題材にする
ゲストスピーカー、メンバーからの企画提案

3.個人ワーク(思考&言語化トレーニング)

テーマに関係することをA4一枚に思いつくだけ書き、付箋にメモする、「レポーティングスキル」を学びます。
メモの仕方はそれぞれの特性にあったやりやすい方法で実践する(PCを使う、絵を描く、文字にする、マインドマップにする、など)

感情の整理
感覚的に捉えていることを論理的な視点で受け止めなおし、頭の整理、感情のコントロールに役立たせる

4.グループワーク(アウトプットトレーニング)

発達障害といっても、得手不得手の程度にも個人差があります。グループワークは、自分のペースを大切にして、自身のコミュニケーション特性を考えて、無理のない方法で参加してもらいます。

思考のスピードや言葉の変換、文章を書く、集団で話をする、ことを身に着けます。

進行役は、相手の意見を論理的に整理し違った意見を持っている人に論理的に説明しながら合意形成していく、「ファシリテーションスキル」を学びます。

<グループワークのルール>

相手の特性にあった(理解しやすい)話し方、話すスピードを考える
身振り手振りや付箋やメモを活 用する
主体的・具体的な言葉を使う

情報の整理
今ある情報を分解/類別/統合したり、足りない情報を発見して、意思決定やコミュニケーションに役立たせる

5.まとめ発表(論理的思考を鍛える)

まとめ発表では、分類・整理された情報を1人あるいは複数での発表を行います。

発表者は、発表内容を整理して、フレームワークを活用して、相手にわかりやすく論理的に伝える「プレゼンテーションスキル」を学びます。

 

問題の整理
何が本来の問題なのか、そして問題の真因と有効な解決策を探し当てることに役立たせる

対象

プロジェクトメンバー全員(定員20名)

※先着順で2019年はゼロ期生が優先

受講料:1000円

開催日

毎月第4日曜日 午後2時~5時

開催場所

社会福祉法人はばたき福祉事業団 6階会議室

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