次回は、最初の「適切な表現について」では、職場での適切な表現(ポリティカルコレクトネス、ハラスメントと受け取られやすい言動、社交辞令)、コミュニケーションの4つのタイプを学びます。

2番目のテーマ,「 そもそも力(クリティカルシンキング)を身に着ける」では、「クリティカルシンキング」を学び、自身の思考の癖を見つける・考えるワークを行います。

クリティカルシンキングは、あらゆる物事の問題を特定して、適切に分析することによって最適解に辿り着くための(問題解決型)思考方法で、下記の思考力のうち4つめの「ゼロベース思考」とも言えます。※<キャリ塾参照>http://tsumugubito-p.org/dd.career.labo/career/

(1)結論から考える・・・「仮説思考力」
(2)全体から考える・・・「フレームワーク思考力」
(3)ものごとを単純に考える・・・「抽象化思考力」
(4)常識を疑う・・・「ゼロベース思考」

クリティカルシンキングを行うには「なぜそう考えたのか?(前提)」や「何がゴールにあるのか?(目的)」を考えなくてはなりませんが、発達障害のある人は言われたことを鵜呑みにしたり、思考が偏りがちの傾向が多いように感じます。

今回は、クリティカルシンキングを実践するための「3つの基本的な姿勢」の説明とそのひとつである「自分の思考の癖」を考えてみます。

実施するワークは、自分の思考の癖を日常生活や仕事の場面での例にとって言葉にしてみる(個人ワーク)、それをグループで共有して、自他の思考の癖を前提にお互いの質疑などをを行います。

下記にある認知の歪みの10パターン(12種類)は、思考の偏りに気づくための道具として有名ですが、セルフモニタリングなどにとても役に立ちますので、自身の傾向について具体的なビジネスや生活のシーンから考えてきてください。

①「白黒思考(全か無か)」
②「〜すべき思考」
③「行き過ぎた一般化」
④「選択的知覚」
⑤「マイナス化思考」
⑥「結論の飛躍」
⑦「誇大視と過小評価」
⑧「感情の決めつけ」
⑨「レッテル貼り」
⑩「自己関連づけ(個人化)」
※12パターン場合
⑪心のフィルター
⑫心の読みすぎ

<事前資料>※クリックするとPDFファイルでダウンロードできます(11月15日頃に掲載予定)

適切な表現_20191116_配布用

クリティカルシンキング事前資料20191116

<振り返り記入用紙>※講座終了後に用紙をダウンロードして第9回の開催までに返送ください

振り返り記入用紙(PDF版) 振り返り記入用紙(WORD版)

内容

<議題>
1. 適切な表現について
2.そもそも力(クリティカルシンキング)を身に着ける
3. 次回の案内、その他

日時:11月16日(土)午後2時~5時
場所:東京在宅サービス3階会議室
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-5-4 YKBマイクガーデン(下記URLの最下部に地図を表示)
http://tsumugubito-p.org/dd.career.labo/project_01/