MANABIYAカフェ

「MANABIYAカフェ」は就労上の課題解決のためのプチ学びを目的に、緩やかな関係性を求める人のための居場所として開催しています。

「居場所」は、社会参加の一歩、社会とのつながりを目的とした場として、かつては当事者・家族の会が主たる役割を果たしてきました。

当事者間での共感を得たり情報交換を行ったりすることはもちろん、非当事者への情報発信の拠点であったり、ジョブマッチングの拠点であったり、また地域における新たな資源発掘の足場となったりと、さまざまな役割を持って機能しているようです。

就労をテーマに困りのある人の特性を知る機会として

病気や障害、介護について知識を持ってもらうことは、それらが理由で標準的な働き方ができない人々の社会参加にとって欠かせない第一歩です。しかし、それだけでは“当事者理解”は十分ではなく、当事者・非当事者間の双方向の理解、そして様々な事情を持つ多様な当事者同士の理解・協力・協働も欠かせません。

病気や障害のある人、介護をしている人が職場にいる方々にも参加いただき、理解を深める機会にできればと考えています。

MANABIYAカフェの役割期待

就労はゴールではなくスタートです。「居場所」を拠点に再び社会参加することがかなったとしても、踏み出していく職場や地域社会には、共感できる(理解してくれる)人たちばかりではなく、ときに休むために気楽に戻れる・立ち寄れる場所であることも、これからの「居場所」には必要な役割でしょう。就労や社会参加を後押しすることはもちろん、それを続けていくためにも、重要な役割を果たすことが期待されます。

居場所(所属欲求)から、さらに一歩踏み出したい(承認欲求・自己実現欲求)人にとって、癒しと主体的な学びを提供できる場所として試行錯誤を行っていきます。

キャリアカフェ

病気や障害、子育て、介護でキャリア形成の機会を喪失した方、一歩踏み出そうと考えている方が、自身のこれまでのキャリアを見つめ直し、どのような特性を持っているか、何をしたいのかを考えることを目的とした場を設けています。

※ここでいうキャリアは自身のこれまでの経験、知識、スキル、社会との関係性のことを指します

ジョブスキルカフェ

病気、障害や介護による就業継続そのものが困難、また配置転換により就業上必要なスキルアップの機会喪失するケースは少なくありません。新しい業務に就いたときに必要な業務スキル(ジョブスキル)を学ぶことを目的に行います。

ピアカフェ

就業中の方が、ときに休むために気楽に戻れる・立ち寄れる場所として設けています。

 

実施概要

日時:毎月第2・4月曜日 午後6時~8時 ※祝日の場合は午後開催。

場所:介護者サポートネットワークセンター・アラジン事務所
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-25-3 エクセルコート新宿302号室

 

※毎月の開催予定は下記サイトのトップページから確認ください

https://tsumugubito-p.org/(つむぐびとプロジェクトホームページ)

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