「包括的生活支援の視点で小さな協働を大きな協働につなげる」

2016年は、制度・政策からこぼれたり支援が届きにくいテーマをとりあげ、そこで取り組む小さな協働を大きな協働につなげることを目的とします。
毎月の定例会(協働の井戸端会議)は、テーマ(題材)に対して、本質を探りながら課題の可視化、共有化、そして解決に向けて論点を整理する場にする予定です。
毎回、積み重ねられていく議論が、全体の共通課題として認識され、対象ごとの個別支援ではなく「包括的生活支援」の視点が提起できればと考えています。

参考:包括的生活支援の視点の意義
「高齢者」「障害者」「母子」といった対象ごとにサービスを組み立てるのではなく、「居住場所がない」「就労に必要なスキルを身につけていない」「親子関係の構築・再構築がなされていない」「食事の確保ができない」といった、生活に困難をもたらしている物事や、放っておくと生活困難をもたらすことが予測される課題に取り組むことを目的に、サービスを整備していくことを意味する。
対象ごとのサービス規定では、対象外の人々が生まれてしまうことは必須であり、そのカテゴリーに入りたくない人々を置き去りにすることにつながると同時に、個別性や細分化されたニーズには応えきれず、結果として生活問題の発生を予防することはできない。しかし、生活課題ごとのサービス整備を行えば、費用は発生するものの、すべての国民が何らかの支援を受けられることにつながり、満足度が高くなると共に、生活問題の発生予防(貧困の連鎖を断ち切る、精神疾患り患率の軽減)も行えることになるのである。(平成25年成育医療研究「小児がんに関する情報発信(こどもの自立支援)」報告書より)

第17回定例会(2016年2月12日)

「ダイバーシティ × インクルージョン  生涯ケアラーが抱える課題」
話題提供者:ケアラーアクションネットワーク代表 持田 恭子さん
ファシリテーター:吉川かおりさん(明星大学人文学部・教授)
http://re-innovation.jp/tsumugubito/2014-2(第2回参照)
http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/1800/208708.html(NHKハートネット)

公開資料:生涯ケアラーが抱える課題_配布資料
生涯ケアラーが抱える課題_配布資料 [自動保存済み]tsumugu20160212


 

 

 

 

第18回定例会(2016年3月4日)

テーマ:『悲しみと共に生きる~死別後に起きる新たな生活課題とそのためのケア、死別後の課題を踏まえて今から備えること』
話題提供者:曹洞宗総合研究センター ・長野県貞麟寺   寺門典宏氏さん
ファシリテーター:大竹幸浩さん(そうそうカフェ 主宰)

公開資料:悲しみとともに生きる20160304事前配布資料

悲しみと共に生きる (ツムグビト) 新 TERA

 

 

 

 

 

第19回定例会(2016年4月8日)

テーマ:『希少難病を抱えながら働くことの意味を考える』
話題提供者:話題提供者:希少難病ネットつながる(RDneT/アールディネット) 理事長 香取久之さん
ファシリテーター:アステラス総合教育研究所 グリーンサプライ支援室・室長 和栗 三雄さん
http://re-innovation.jp/tsumugubito/2014-2(第2回参照)
公開資料:TSUMUGUBITO公開資料160408

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第20回定例会(2016年5月13日)

「多様化する家族のかたちから見えるもの、定形外家族が抱える課題」
話題提供者:定形外家族 代表 大塚 玲子さん
ファシリテーター:サイボウズ株式会社 コーポレートブランディング部 渡辺清美さん

公開資料:TSUMUGUBITO公開資料160513

TSUMUGUBITOプレゼン資料160513大塚さん

 

 

 

 

 

第21回定例会(2016年6月10日)

「子どもに本当に必要な養育環境を考える~社会的養護の子ども達への自立に向けた支援やケアから見えるもの」施設見学会&交流会
案内人:聖フランシスコ子ども寮 家庭支援専門相談員 宇麼谷 啓さん

フランシスコ子ども寮

 

 

 

 

 

第22回定例会(2016年7月15日)

テーマ:『不登校の苦しさ、 構造とアプローチ方法』
話題提供者:NPO法人全国不登校新聞社 編集長 石井志昂さん

公開資料:TSUMUGUBITO資料_20160715

20160715TSUMUGUBITO資料_不登校の苦しさ、構造とアプローチ方法N0019289

 

第23回定例会(2016年7月15日)

※都合により、中止・延期となりました。

第23回定例会(2016年9月9日)

<レンコンプレイベント>

10月1日のレンコンミーティング「は・た・ら・く」ことの意味を考えるシンポジウムの公開準備検討会

第24回定例会(2016年10月1日)

テーマ:『「は・た・ら・く」の意味を考える』

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は・た・ら・く( ≒社会参加)をテーマに、希少難病当事者、発達障害当事者、不登校経験者、老親の介護者、障害者のきょうだい、伴侶死別経験者の6人が登壇。

趣旨説明

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レンコンミーティング趣旨説明

<登壇者>

氏名 立場/所属 参考資料 発表資料
香取久之さん 希少難病当事者 /

(NPO)希少難病ネットつながるRDneT理事長

第19回定例会(2016年4月8日)
黒岩堅さん 発達障害当事者 %e7%99%ba%e9%81%94%e9%9a%9c%e5%ae%b3%e3%81%ae%e3%81%af%e3%81%9f%e3%82%89%e3%81%8d%e3%81%8b%e3%81%9f%ef%bc%88%e6%8e%b2%e8%bc%89%e7%94%a8%ef%bc%89
レンコンミーティング(黒岩)
松島裕之さん 不登校経験者 /

フリースクール全国ネットワーク事務局長

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レンコンミーティング(松島)
和氣美枝さん 認知症のある老親の家族介護者(母親) /

(一社)介護離職防止対策促進機構代表理事

持田恭子さん 障害者の家族介護者(きょうだい) /

ケアラーアクションネットワーク代表

 第17回定例会(2016年2月12日) %e3%81%8d%e3%82%87%e3%81%86%e3%81%a0%e3%81%84
レンコンミーティング(持田)
朱亀佳那子さん (若い世代での)伴侶死別の経験者/

die-a-log LABO主宰

第15回定例会(2015年11月6日) %e6%9c%b1%e4%ba%80
レンコンミーティング(朱亀)

第25回定例会(2016年11月11日)

日時:11月11日(金)午後7時~8時半
テーマ:『地域につなぐ情報資源~生活を支えるための情報提供の在り方を考える~』
話題提供者:scuel運営者 ミーカンパニー 代表 前田健太郎さん

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公開資料:地域につなぐ情報資源