第47回つむぐびと定例会のご案内

次回(3月8日)の定例会のご案内です。
最近、ようやく小児がんのことが取り上げられる機会が増えてきましたが、本人や家族がどのような苦労や苦悩を抱えているか、その本質は十分に報じられているとは言えません。
今回は、小児がんでお子様を看取られた巻淵さんに、闘病、看取り後、現在にいたるご自身のご経験、また知られていない様々な事実、そして経験から新たに始めた取り組み、など家族の視点で、参加者とともに考える時間にしていきたいと思います。

前回の若年認知症の問題として、若年期における病気の告知のことが取り上げられていました。
高齢期と違い想定していない働き世代における医師からの告知は、本人だけでなく家族も受け止めることの難しさや心無い医療提供側の対応、そしてそれに付随する様々な問題が見えてきました。次回のテーマである「小児がん」も同様の問題があるように感じます。

今回のテーマに関連するものとして、過去の定例会では小児がんの当事者、子どもの教育、死別、グリーフケアを取り上げてきました。
お時間のあるときに、ホームページから資料を参照ください。
https://tsumugubito-p.org/teireikai/

  • 第4回定例会(2014年5月9日)「困難を抱える子どもたちの 学校教育を考える」関由起子さん(埼玉大学教育学部・准教授)
  • 第8回定例会(2014年10月3日)「小児がんの子どもたち~当事者の私たちにできること~」小俣 智子さん (MNプロジェクト、武蔵野大学人間科学部・准教授)
  • 第9回定例会(2014年11月7日)「国境を越えた小児がんのキュア&ケア」渡辺 和代 さん(NPO法人アジア・チャイルドケア・リーグ・代表)
  • 第10回定例会(2014年12月5日)「見えない喪失への挑戦」林 哲也 さん(合同会社ライムライト 代表・さいとうクリニック 医師)
  • 第15回定例会(2015年11月6日)「若い世代の伴侶死別者のグリーフ&ライフサポート」 杉本宜昭さん(グッドグリーフネットワーク)×  朱亀佳那子さん(die-a-log LABO )
  • 第18回定例会(2016年3月4日) 『悲しみと共に生きる~死別後に起きる新たな生活課題とそのためのケア、死別後の課題を踏まえて今から備えること』寺門典宏氏さん(曹洞宗総合研究センター ・長野県貞麟寺 )

■第47回定例会
日時:3月8日(金)「小児がんの何が問題なのか、家族の視点から」
話題提供者:巻淵恵さん
NPO法人難病ねっと 小児がん部会

場所:東京在宅サービス3階研修室  会場までの案内図
丸ノ内線「新宿御苑前」駅徒歩3分
東京都新宿区新宿1-5-4 YKBマイクガーデン

東京在宅サービスURL:http://www.t-zaitaku.e-doctor.info/about.html
※当日場所がわからない場合は榎本携帯(080-4959-6552)にご連絡くださいませ。

<2019年の予定>
第48回定例会:4月12日(金) 「ヤングケアラーの何が問題なのか~家族の視点から~」
第49回定例会:5月10日(金)
第50回定例会:6月14日(金) 「不登校の何が問題なのか~家族の視点から~」
第51回定例会:7月12日(金)
第52回定例会:9月13日(金)
第53回定例会:10月11日(金)
第54回定例会:11月8日(金)
第55回定例会:12月13日(金)

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つむぐびとプロジェクト  事務局

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